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冨安はわしが育てた?バルサが自クラブにルーツを持つ選手として紹介

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バルセロナのアカデミー 福岡校で育った日本代表DF冨安健洋

 バルセロナが26日、「バルサ出身選手、アジアカップ準決勝へ」と題し、日本代表のDF冨安健洋をクラブ公式サイト上で紹介している。

 アビスパ福岡の下部組織で育ち、現在はベルギーのシントトロイデンでプレーする冨安だが、小学生時代に3年間バルセロナアカデミー福岡校に在籍していた。同校は2009年に創立された日本最初のアカデミーで、福岡校以外にも日本国内に4校(葛飾校、奈良校、品川大井町校)あり、世界では中国の5校に次ぐスクール数となっている。

 バルセロナは冨安のキャリアについてクラブ公式サイト上で「将来の日本代表を担う選手として、その価値を高く評価されていた選手の1人であり、2018年からベルギーリーグのシントトロイデンでプレーしている。日本代表センターバックは、Jリーグを離れて欧州のより優れた選手に囲まれた環境の中で、一歩を踏み出すことを決めたのだ」と説明した。

 また、バルセロナアカデミー福岡校時代のエピソードとして、当時テクニカルディレクターを務めていたイバン・パラシオ氏の言葉も紹介。同氏は「タケヒロはとても完成度が高くてポリバレントな選手で、Jリーグよりレベルの高いリーグでプレーできる能力があることをすでに証明していた」とし、本人の性格を「とても内気だが、まじめで向上心にあふれている」と表現した。

 日本代表は21日のアジアカップ決勝トーナメント1回戦で、バルセロナOBのファン・アントニオ・ピッツィ監督が率いるサウジアラビア代表と対戦し、1-0で勝利。決勝ゴールを決めたのは、バルセロナアカデミーでトップチームと同じメソッドでサッカーを学び始めた冨安だった。20歳DFは24日の準々決勝ベトナム戦(1-0)にも先発フル出場。ここまでチームに欠かせない存在として、日本のベスト4進出に大きく貢献している。

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