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中島翔哉のカタール移籍報道、その裏にある“思惑”を英紙が指摘

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カタール移籍が報じられるMF中島翔哉

 カタール1部のアルドゥハイルへの移籍が報じられるポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉に関し、英『ザ・サン』は「パリSGがファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)に沿って、日本の次世代のタレントを手に入れる方法を考え出した」と伝えている。

 同紙によると、ポルティモネンセと2022年夏まで契約を残す中島は、カタールリーグ最高額の3000万ポンド(約43億円)でアルドゥハイル移籍が迫っているという。ただ、「取り引きが行われている理由の背後に、ある話が存在するかもしれない」とも指摘している。

 同紙は記事内で「アルドゥハイルとパリSGはカタール王室が所有している。これは中島が将来的にパリSG移籍が容易になる可能性があることを意味する。おそらくFFPを回避するためのローン移籍も可能だ」とレポート。「本質的にアルドゥハイルが(パリSGの)サテライトチームのように振舞うのを見るようになるだろう。(同じオーナーが所有する)ワトフォードとウディネーゼの関係と同じように」と続けた。

 UEFAのファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)は、UEFA加盟クラブの財政健全化を目指し、2014年から正式に施行。移籍金や人件費などの支出が収入を上回ることを禁じるなどの規則が設けられている。今回の中島のカタール移籍は、パリSGがFFPの規定をくぐり抜けるためのものと同紙は見ているようだ。

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