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“ナポリの象徴”は中国へ?アンチェロッティ監督がハムシクの移籍話を認める

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MFマレク・ハムシクが中国移籍へ

[2.2 セリエA第22節 ナポリ3-0サンプドリア]

 セリエAは2日に第22節を行い、ナポリサンプドリアに3-0で勝利。約1か月ぶりに先発出場したMFマレク・ハムシクだが、大連一方への移籍話が進んでおり、今節がラストゲームになる可能性が高いという。

 ナポリは前半25分、右サイドのMFホセ・カジェホンのグラウンダーパスにFWアルカディウシュ・ミリクが合わせ、先制に成功する。直後の同26分にはPA手前のカジェホンのスルーパスにFWロレンツォ・インシーニェが反応。PA内から右足シュートを放ち、ゴール左に決めた。後半44分には相手のハンドで獲得したPKをFWシモーネ・ベルディが決め、3-0で快勝した。

 ハムシクは昨年12月26日のセリエA第18節・インテル戦(●0-1)以来となる約1か月ぶりの先発出場。後半29分にはMFアマドゥ・ディアワラと交代し、カルロ・アンチェロッティ監督とがっちり握手を交わした。その“ナポリの象徴”でもあるハムシクの移籍話が急加速している。

 英『BBC』は2日、ハムシクの移籍について言及。以前から中国への移籍が噂されていたものの、アンチェロッティ監督が2日の記者会見で初めてハムシクの移籍話を認め、「交渉は進行中」と語った。「彼が新たな経験を積みたいのなら、それを実現できるように勧めてあげたい」と主将の気持ちを尊重しているようだ。

 ハムシクは2007年にナポリに加入し、10年に加入したFWエディンソン・カバーニや下部組織出身のインシーニェらとともにチーム再興に奮起。2017年にはディエゴ・マラドーナ氏が保持していたクラブ歴代最多得点記録を更新した。大黒柱として支え続け、ナポリのサポーターからは絶大な信頼を得ていた。

 イタリア『トゥットメルカートウェブ』によると、移籍先は2月まで移籍市場が開いている中国の大連一方になる模様。移籍が決定となると、今節のプレーがナポリでの最後になる可能性が高いという。

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