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「淡い期待を持っていたが…」愛弟子サラの早逝に傷心のハリルホジッチが心境を吐露

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バヒド・ハリルホジッチ監督が心境を吐露

 ナントバヒド・ハリルホジッチ監督は、エミリアーノ・サラの死去を受け、心痛な心境を吐露した。

 今冬の移籍市場でナントからクラブ最高額でカーディフに移籍することが決まっていたサラ。しかし、1月21日にフランスからウェールズに向かった際、搭乗した小型機とともに消息を絶つ。捜索は難航を極めたが、3日に海底で機体が発見されると、翌日には機内から遺体が見つかる。そして7日、地元警察はこの遺体がアルゼンチン人ストライカーのものであると発表した。

 サラの逝去が発表された翌日の会見に出席したハリルホジッチ監督は、打ちひしがれた様子で心境を打ち明けた。「これは予期していなかったことであり、とても悲しいことだ。我々は前に進まなくてはならないが、簡単なことではない。いつまでも希望を持っていた。淡い期待だとも理解していた。ユートピアや幻想みたいなものだ。本当にひどく、不条理なことだ」

 また、元日本代表指揮官は、選手たちが葬儀に参列するためにアルゼンチンに赴けるよう、必要に応じてクラブが試合日程の変更を求めることになるだろうと明かした。

「現段階で私の手元には適切な情報がないし、これから我々がどのように過ごすのかもわからない。サラと親しかった選手たちと話し合うことになるだろう。選手としてだけではなく、その行動や謙虚さにより、このクラブの歴史にこれからも刻まれるであろう選手に対して、今我々は敬意を示さなくてはならない。彼は本当に愛されていた。この世界の誰もが彼への愛情を示していることを私は目の当たりにしてきた」

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