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ワトフォードに大苦戦も…スールシャール正式就任のマンUが逃げ切って公式戦3戦ぶり白星

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アントニー・マルシャルの待望の追加点に喜ぶマーカス・ラッシュフォード

[3.30 プレミアリーグ第32節 マンチェスター・U 2-1 ワトフォード]

 マンチェスター・ユナイテッドは30日、プレミアリーグ第32節でワトフォードを本拠地オールド・トラッフォードに迎え、2-1で勝った。

 28日にオーレ・グンナー・スールシャール暫定監督が正式監督に就任したユナイテッド。国際Aマッチデーで負傷離脱したFWマーカス・ラッシュフォードとFWアントニー・マルシャルが先発に名を連ね、中盤にはMFネマニャ・マティッチ、MFポール・ポグバ、MFアンデル・エレーラが起用された。

 立ち上がりからFWトロイ・ディーニーとMFジェラール・デウロフェウの2トップを中心に攻め込まれたユナイテッドは、前半13分にスールシャール監督がラッシュフォードを呼び寄せ、前線の並びを変更。3トップからラッシュフォードとマルシャルの2トップとし、MFフアン・マタをトップ下に配置した。

 だが、ユナイテッドはなかなか攻撃の形を作れず、ボール支配率45%、シュートはわずか1本と、ワトフォード相手に守る時間が続いていた。それでも前半28分、パスカットしたDFルーク・ショーが前に運び、ハーフェーライン付近から前線へ絶妙なスルーパス。これを受けたラッシュフォードが冷静に右足シュートを沈め、先制に成功した。

 さらにユナイテッドは前半32分、左CKからPA左でグラウンダーのパスを受けたマタがクロスを供給。こぼれ球をマルシャルが左足で狙ったが、GKベン・フォスターに阻まれた。

 後半も入りが良かったのはワトフォード。7分、PA左手前からMFロベルト・ペレイラが鋭いシュートを放つが、GKダビド・デ・ヘアが横っ飛びでセーブ。13分には、エリア内でマティッチからボールを奪い、MFウィル・ヒューズが狙うもゴール左へそれていった。

 攻撃にリズムが出ないユナイテッドは後半18分、エレーラとマタを下げ、MFアンドレアス・ペレイラとMFジェシー・リンガードを投入。なかなかシュートを打てない時間が続いたが、27分に追加点を挙げる。A・ペレイラを追い越してPA右でパスを受けたリンガードの折り返しをマルシャルが反応。GKフォスターともつれて倒れたが、すぐに立ち上がってこぼれ球を左足でねじ込み、2-0とした。

 ユナイテッドは後半32分、マルシャルに代えてDFマルコス・ロホを入れ、守備を固める。試合終了間際の45分にMFアブドゥライェ・ドゥクレに1点を返されたものの、リードを守り抜いて2-1でユナイテッドが勝利。試合の主導権は終始ワトフォードが握っていたが、チャンスを確実にモノにしたユナイテッドが公式戦3試合ぶりに白星を挙げた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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