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絶好の位置でFK獲得も蹴らず…本田圭佑がその理由を明かす

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今季7点目を決めた本田圭佑

 メルボルン・ビクトリーに所属するFW本田圭佑が、先制点のシーンでFKを蹴らなかった理由を明かした。有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』が伝えている。

 3位のメルボルンは30日、オーストラリア・Aリーグ第23節で首位パース・グローリーと対戦。前半25分にペナルティーアーク手前でFKを獲得すると、本田もキッカーの位置に立ったが、FWオラ・トイボネンが右足シュートを直接ゴール右隅に突き刺さし、先制に成功した。

 前半15分のFKでは、本田がキッカーを務めたが、このシーンでは囮となって得点を演出。「最初は僕が行こうと思ったが、最後の最後に話し合って決めた。でも、話し合うというほどのことではなく、『行けるかも』、『そのまま行け』という感じのやりとり。変に仕草を出しすぎるとバレるので。『行っていいか?』みたいな問いかけがあったんで、『OK』と小さく言った感じ」と、トイボネンとの会話を明かした。

 後半22分には、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定によりPKを獲得し、本田が左足でゴール右に沈めて2-0。4試合ぶり今季7点目を挙げ、チームの2連勝に貢献した。「今回はチームが勝てたことが一番」と語った本田は「もっと違う形で、ディフェンスのところやつなぎのところで、貢献できたらなと思う部分はたくさんある。もちろん、自分が結果を出せたというのは、嬉しいは嬉しいですけど」と満足のいく勝利ではなかったようだ。

 次節は勝ち点1差で2位につけるシドニーFCとの上位対決。「しっかりコンディションを整えて準備したい。今回よりは準備がだいぶ楽なので。チームと一緒に練習できるだけでもすべてがプラス。(カンボジア代表監督から復帰して)ぶっつけ本番を経験してしまえば、全部が天国のような準備に感じる」と意気込んだ。

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

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