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35年ぶり決勝進出なのに…ワトフォード正GKが出場を「絶対に拒否する」理由

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正守護神のベン・フォスターがFA杯決勝の出場を拒否

 FAカップ(国内杯)決勝進出を決めたワトフォードだが、正守護神のベン・フォスター(36)が出場を拒否しているという。英『BBC』が伝えた。

 7日、ワトフォードはFA杯準決勝でウォルバーハンプトンと対戦。2点ビハインドの後半34分にMFジェラール・デウロフェウが1点を返すと、後半アディショナルタイムにPKを獲得したFWトロイ・ディーニーが自ら決めて、2-2で延長に持ち込んだ。そして、延長前半14分にデウロフェウが決勝点を挙げ、劇的な逆転勝利をおさめた。

 ここまでワトフォードは、正守護神のフォスターがプレミアリーグ全試合に出場しており、第2GKのエウレーリョ・ゴメス(38)がカラバオカップ(国内リーグ)およびFA杯でゴールマウスを守っていた。もちろん、この試合もゴメスが出場。決勝進出に貢献した。

 ここで注目となるのが、決勝でどちらが出場するかだ。タイトルが懸かった大一番だけに、フォスターを起用する可能性もあるが、試合後にフォスター自身が「絶対に拒否する」と語ったという。決勝進出に導いた功労者は、今季限りで現役を引退することを表明している。

「ゴメスは出場に値するし、彼がプレーするべきだ」と主張するフォスターは、「彼はこのクラブを失望させたことは一度もない。今日も素晴らしいプレーをみせてくれた」と語り、ゴメスの出場を後押しした。

 マンチェスター・シティが待つファイナルに駒を進めたワトフォード。データサイト『オプタ』によると、ワトフォードの決勝進出は1984年大会以来2度目。前回の決勝ではエバートンに0-2で敗れ、タイトル獲得を逃していた。

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