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対戦相手は“ピピ”中井をどう感じたか…

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中井卓大は今年も大きな注目を集めた

 今年もMF中井卓大擁するレアル・マドリーのカテーデAの来日に注目が集まった。U16キリンレモンCUPで決勝までの5試合。中井は途中出場を含む全5戦に出場し、成長を期待する日本のファンを楽しませた。

 実際の対戦相手はどう感じたのか。最終日、準決勝でレアル・マドリーはジェフユナイテッド千葉U-16に3-0で快勝。試合後に千葉の選手を直撃すると「プレースピードが他の日本のチームとは違った」と脱帽。中井についても「ボールの受け方が上手かった」と、世界に挑戦する同世代の選手のプレーに大いに刺激を受けた様子だった。

千葉U-16の選手たち

 決勝で対戦したFC東京U-16の選手は、世代別代表でともにプレーした選手も多くいた。PK戦で2本をストップし、大会MVPを獲得したGK彼島優もその一人。「ピピは負けず嫌いですが、自分もそういうところがある。これからもお互い刺激し合っていければ」と感想を語ると、FW野澤零温は「足にボールが吸い付いている感じ」と中井のプレーを表現。「関西人なので面白い奴。話しやすいし、サッカーレベルが高いので話も合うんです。またどこかで対戦したいですね」と今後の切磋琢磨を誓っていた。

中井(左)と野澤

(取材・文 児玉幸洋)

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