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今季限りで引退のファン・ペルシーが引退試合を断った理由

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ロビン・ファン・ペルシーが引退試合を拒否

 今季限りでの現役引退を表明しているフェイエノールトの元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー(35)が、引退試合のオファーを断ったという。オランダ『フットバル・インターナショナル』が伝えている。

 アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したファン・ペルシーは、昨冬にプロキャリアをスタートさせた古巣フェイエノールトに復帰し、同10月に現役引退を表明。今季ここまで公式戦29試合で18ゴール4アシストを記録している。

 フェイエノールトは同クラブでの活躍だけでなく、オランダ代表として最多得点記録を持つ“オランダの英雄”に対して、引退試合の開催を計画。しかし、ファン・ペルシーは「クラブの振る舞いは素晴らしいものだった」と感謝しつつも、このオファーを断ったという。

「僕は『No』と伝えたよ。理由は2つあって、1つ目はその人にそれが相応しいかということ。2つ目は僕が(引退試合に向けて)6か月トレーニングをしなければいけないことだ。それにスケジュール調整や対戦相手もみつけないといけない」

 さらにファン・ペルシーは自身のポリシーについても言及。「僕はキャリアの中で700試合ほど試合に出場してきた。全ての試合に最後のつもりでアプローチすべきだと僕は思っているし、それをずっとやってきた。だから、オランダ代表でも引退試合をやらないことを選んだ。協会は何か計画しているかもしれないけど、大規模なものではない。僕にはそういうものは必要じゃない」と、持論を展開した。

 フェイエノールトは今季残り3試合。ホーム最終戦は5月12日のADOデンハーグ戦、今季最終戦は同15日のシッタート戦を予定しており、この試合がファン・ペルシーにとって現役最後の試合となる。

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