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大混戦プレミアリーグ、優勝&トップ4争いのカギを握るのは…

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レスター・シティがカギを握る?

 FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが、今季プレミアリーグの優勝争い、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権争いの鍵を握っているかもしれない。

 いよいよ残り2試合となった2018-19シーズンのプレミアリーグ。優勝争いは、首位マンチェスター・シティ(勝ち点92)と2位リバプール(勝ち点91)の2クラブに絞られ、勝ち点差はわずか『1』となっている。シティは全勝すれば自力で優勝を決められるが、リバプールはシティが勝ち点を落とすことを願うしかない。

 上位4クラブに与えられる来シーズンの欧州CL出場権に目を向けると、すでにシティとリバプールの2位以内が確定。残り2枠を3位トッテナム(勝ち点70)、4位チェルシー(勝ち点68)、5位アーセナル(勝ち点66)、6位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点66)の4クラブで争っている。

 ここで注目したいのは、残り2試合の組み合わせだ。上位6クラブが絡む第37節、最終節の日程は以下の通り。

▼第37節
5月4日(土)
ボーンマス 20:30 トッテナム
ニューカッスル 27:45 リバプール
5月5日(日)
チェルシー 22:00 ワトフォード
ハダースフィールド 22:00 マンチェスター・U
アーセナル 24:30 ブライトン
5月6日(月)
マンチェスター・C 28:00 レスター・シティ

▼第38節
5月12日(日)
ブライトン 23:00 マンチェスター・C
バーンリー 23:00 アーセナル
レスター・シティ 23:00 チェルシー
リバプール 23:00 ウォルバーハンプトン
マンチェスター・U 23:00 カーディフ
トッテナム 23:00 エバートン

 残り2試合で“ビッグ6”との対戦を控えているのが、レスターとブライトン。ともに優勝争い、トップ4争いに絡んでいる。中でも脅威となりうるのが、FWジェイミー・バーディーを擁するレスターだ。バーディは“ビッグ6キラー”と呼ばれており、すでに28日の第36節アーセナル戦でも2ゴールを挙げるなど、上位クラブ相手に抜群の決定力を発揮している。また、同クラブを指揮するのは、かつてリバプールを率いたブレンダン・ロジャーズ監督。リバプールの優勝に一役買うかもしれない。

 また、ブライトンも残留争いに絡んでおり、侮れない相手だ。現在は残留圏ギリギリの17位で、降格圏18位のカーディフとの勝ち点差は『4』。残り2試合が上位クラブだけに、勝ち点1を狙って引いて守ってくる可能性があり、苦戦が予想される。

 近年稀に見るハイレベルな上位争いとなっているプレミアリーグ。果たして、このリーグを制覇、そして来シーズンの欧州CL出場権を獲得するのはどのクラブになるのだろうか。残り2試合、目が離せない。

 なお、現在リバプールとトッテナムが欧州CL、アーセナルとチェルシーがヨーロッパリーグ(EL)で勝ち残っており、優勝すれば来シーズンの欧州CL出場権を得ることができる。また、UEFAの規定では1か国あたり、欧州CLに出場できる上限は5クラブと決まっている。

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