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アーセナルが今夏「非常に高額な選手」を補強へ

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アーセナルを率いるウナイ・エメリ監督

 アーセナルは今夏、「非常に高額な選手」を補強するつもりのようだ。ウナイ・エメリ監督のコメントを英『BBC』が報じている。

 昨季のプレミアリーグを5位で終え、今季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃したアーセナル。エメリ監督は今夏の補強について次のように話している。

「私たちの目標は3人から4人、本当にチームを強くしてくれる選手を獲得することだ」

「すでにアーセナルには非常にいい選手が何人もいるし、ユースの選手たちも育ってきている。さらに力になってくれる選手を求めている」

「私たちの要求水準はとても高い。非常に高額な選手を獲得する可能性もある」

 アーセナルが今夏に迎え入れたのは、現時点でブラジル人の18歳FWガブリエル・マルティネリのみ。さらにサンテティエンヌからフランス人の18歳DFウィリアム・サリバの獲得も狙っている。この選手にはトッテナムも熱視線を送っているとのことだ。

 一方で、ここまでクリスタル・パレスのMFウィルフレッド・ザハセルティックのDFキーラン・ティアニーの獲得については拒否されている状況だという。

 欧州CL出場権を手にできず、選手補強にかけられる予算は4000万ポンド(約54億円)程度と見られるアーセナル。ティアニーには2500万ポンド(約34億円)、ザハには4000万ポンド(約54億円)を提示している。だが、ザハに関しては4年間の契約を残しており、クリスタル・パレスからは8000万ポンド(約108億円)の評価を受けているようだ。

 クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督は英『スカイ・スポーツ』に対し、「アーセナルが私たちの要求に近い金額を実際に出せるとは思えない」と指摘。続けて「もしどこかがザハを獲得しようとするなら、適正な価格を支払う必要がある。ザハもそのことは分かっているはずだ。そういうクラブが現れるまでは、彼の移籍について語ることはない」と話している。

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