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冨安がボローニャで入団会見!「それを話すのは僕はどうかと思いますが…」と戸惑う場面も

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DF冨安健洋がボローニャの入団会見に臨んだ

 シントトロイデンからボローニャに完全移籍した日本代表DF冨安健洋が23日、現地で入団会見を行った。クラブ公式サイトが伝えている。

 冨安は昨年1月に福岡からシントトロイデンに移籍し、2018-19シーズンは公式戦40試合で1得点を記録。日本代表でも主力としてプレーする20歳DFは、今夏に移籍金700万ユーロ(約8億5000万円)でセリエA挑戦が決まった。

 最初にイタリア語で挨拶を行った冨安は、加入の決め手について「ボローニャからの熱意っていうのを僕は強く感じましたし、それが大きな決め手の1つになりました」と話し、続けて「ディフェンスの戦術を学びたいという気持ちもあってボローニャを選びました」と説明。加入にあたってセリエA経験者のDF長友佑都から「プレッシャーだったり、サポーターの熱さはすごいよと聞きました」とアドバイスを受けたことも明かした。

 サポーターからの期待も感じている。「ボローニャに来てから、街を歩いて『頑張れよ』『期待しているぞ』って言ってくださるサポーターの方に会ったので、そういった街全体の期待に応えられるように頑張りたいです」と語った。

 また、今後の目標に関して来年の東京オリンピックの話が出ると「この場でオリンピックについて話すのは僕はどうかと思いますけど…(笑)」と戸惑う場面もあったが、「試合に出ないと成長できないのは(シントトロイデンで)改めて去年、試合に出させてもらって感じました。試合に出るということを第一の目標にやらないといけないので、ここからの開幕までの1か月は本当に重要な時間になりますし、まずはこの1か月でできる限りのことをしたいです」と意気込んだ。

 現在イタリア国内でトレーニング中のボローニャは、25日にオーストリアへと移動し、ケルン、シャルケ、アウクスブルクなどドイツ勢との親善試合に臨む予定となっている。

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