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バルサ下部組織の“宝石”16歳シモンズが退団…年俸1200万円オファー断りパリSG加入

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 パリSGは23日、オランダU-16代表MFシャビ・シモンズの加入を発表した。

 9歳からバルセロナの下部組織に所属しているシモンズ。フベニールBで活躍し、同クラブ出身のシャビやアンドレス・イニエスタと比較されるほどの才能を持つ若手選手である。オランダ代表でも各世代別カテゴリーに選出。U-16チームでは3試合に出場している。

 そんなラ・マシアの“宝石”とも呼ばれていたシモンズだが、7年間過ごしたバルセロナを離れることとなった。PSGは公式HPで「16歳の中で、シャビはオランダフットボール界で最も有望な選手の1人だ」と声明を発表している。

『Goal』の取材では、5月にバルセロナ側はシモンズをフベニールA(17~19歳以下のカテゴリー)に特別に昇格させ、年俸10万ユーロ(約1200万円)の契約を提示したことがわかっている。しかし、シモンズとミノ・ライオラ代理人はこの提案を拒否。パリSG移籍を選んだことが明らかとなっている。

 バルセロナは、近年有望な下部組織出身者の流出が相次いでいる。先日レアル・マドリーへの加入が決定した日本代表MF久保建英だけでなく、2017年U-17ワールドカップでスペイン代表を準優勝に導いたセルヒオ・ゴメス(ドルトムント)、大きな期待を集めていたエリック・ガルシア(マンチェスター・シティ)など、多くの若手有望株が新天地を求めることとなっている。
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