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C・ロナウド欠場騒動、韓国側は法廷闘争も辞さずか…メディアも「ブラックコメディ」と非難

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ロナウドはKリーグ選抜との試合に出場することはなかった

 韓国側の怒りと困惑は着地点が見えないようだ。Kリーグ選抜との親善試合に出場しなかったFWクリスティアーノ・ロナウドについての騒動が収まりそうもない。

 アジアツアーを行うユベントスは、7月21日にシンガポールでトッテナム、同24日に中国でインテルと対戦。そして同26日に韓国でKリーグオールスターズと対戦した。

 しかし目玉選手であるC・ロナウドはベンチに座ったまま。24日のインテル戦にフル出場したこともあってか、この日は最後までピッチ立つことはなかった。これを受けて『中央日報』は「『アイアンマンが登場しないアイアンマン映画』がサッカー版で現実になった。ブラックコメディが韓国サッカー界を騒がせた」と強く非難している。

 また同メディアによると、イベント主催者はユベントスとの契約では、ロナウドは45分間出場する内容が含まれている」と話しているという。しかし「後半10分ごろになって、急きょロナウドのコンディションが悪いために欠場するという連絡が入った」と説明したとしている。

 韓国側の怒りを買っているのは、出場の可否だけではない。ファンと触れ合う公式行事への参加もなく、試合後の取材エリアでも一言も答えることなく会場をあとにしてしまったこと。さらにロナウドの問題だけでなく、ユベントスの選手団は予定よりも2時間以上遅れて韓国入り。そのため午後8時だったキックオフ時間が57分遅れたことも怒りを増幅させているようだ。

 イベント主催者は今回の件で法廷闘争も辞さない構えでいる。一部ファンからは「ロナウド出場試合という報道を見て高額なチケットを購入した。これは詐欺だ」といった抗議の声も出ているという。しかし弁護士の見解として、実際に払い戻しといった決定を受けることは難しいとの意見も書き加えている。
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