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19歳の衝撃再び!! 開幕スタメンDF菅原由勢がオランダデビュー弾!! AZは4発快勝で白星発進

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デビュー戦で初ゴールを奪ったAZのDF菅原由勢

[8.4 エールディビジ第1節 AZ4-0シッタート]

 オランダ・エールディビジは4日、第1節3日目を開催し、DF菅原由勢が所属する昨季4位のAZが昨季15位のシッタートをホームに迎え、4-0の完封勝利を収めた。開幕スタメンデビューを飾った菅原はフル出場を果たし、1ゴールを記録した。

 今夏、名古屋からAZに期限付き移籍した19歳の菅原は、7月25日のUEFAヨーロッパリーグ予選2回戦第1戦BKヘケン戦の後半14分に投入され、公式戦デビュー。そして、リーグ戦では開幕スタメンでデビューを飾ることに。前日にはトゥエンテの19歳FW中村敬斗が開幕スタメンでデビューしており、2日連続で若き日本人選手がオランダで新たな一歩を刻むことになった。

 4-3-3の右SBの位置に入った菅原は本職の守備で奮闘するだけでなく、試合開始直後の前半2分、同23分には敵陣PA内まで走り込んでパスを呼び込んで折り返しを狙い、同28分には中央のスペースに顔を出してラストパスを送るなど果敢な姿勢を示す。

 序盤から幾度となくAZがゴールを脅かす場面を創出しながらも相手GKの好セーブなどもあって0-0のまま前半を折り返すと、後半7分にCKの流れからDFロン・フラールが決めてAZが先制に成功。さらに同10分には相手のパスミスを奪ったFWミーロン・ボードゥのアシストからFWウサマ・イドリッシが決め、リードを2点差に広げる。

 攻撃の手を緩めないAZは後半15分にFWカルビン・ステングスのスルーパスから抜け出したボードゥが加点。菅原は後半も右SBの位置にとどまることなく、状況に応じて高い位置を取り、幾度となく中央、PA内へと顔を出すなど積極的なプレー。すると同39分、右サイドからステングスが折り返したボールに走り込んだ菅原が右足で合わせてネットを揺らし、チーム4点目を奪取する。前日の中村に続き、若きサムライがデビュー戦で初ゴールを奪うことになった。

 その後、AZに追加点こそ生まれなかったものの、シッタートの反撃も許さずに逃げ切って4-0の完封勝利で白星スタートを切った。

●海外組ガイド
●オランダ・エールディビジ2019-20特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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