beacon

開幕から怒涛7発の打ち合い勃発! ナポリは“小兵3トップ”好連係で決勝弾、ビオラはボアテング&リベリが初出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWロレンツォ・インシーニェが決勝弾

[8.24 セリエA第1節 フィオレンティーナ3-4ナポリ]

 セリエAは24日に開幕し、ナポリフィオレンティーナに4-3で勝利した。

 ナポリは新加入のDFコスタス・マノラス、DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが先発し。フィオレンティーナはMFフランク・リベリ、MFケビン・プリンス・ボアテングといった大型補強に成功も、2選手ともにベンチスタートとなった。

 試合は序盤に動く。フィオレンティーナは前半9分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりナポリのハンドが認められて、PKを獲得。新加入のMFエリック・プルガルが冷静に決めた。しかしナポリも同38分、FWドリース・メルテンスがPA手前から右足を一閃し、ゴール右隅に突き刺して同点に追いつく。

 さらにナポリは前半42分にメルテンスがPA内で倒されてPKを獲得。FWロレンツォ・インシーニェが沈めて逆転に2-1と逆転に成功する。しかしフィオレンティーナも1-2で迎えた後半6分、右CKをDFニコラ・ミレンコビッチが頭で合わせて、2-2と再び試合を振り出しに戻した。

 点の取り合いはまだ続く。ナポリは後半11分、横パスを受けたFWホセ・カジェホンが右足ダイレクトを放ち、鋭く低い弾道をゴール左隅に突き刺す。フィオレンティーナも同17分にボアテングを投入すると、その3分後に得点。PA手前でパスを受けたボアテングはタイミングをずらしながら右足シュートを放ち、ゴール左ポストに当てながらゴールに流し込んだ。

 3-3と拮抗した展開から決勝点を挙げたのはナポリ。左サイドからメルテンスがクロスを上げ、ファーサイドのカジェホンが折り返し、最後はゴール前のインシーニェが頭で押し込んだ。

 サッリ監督体制から洗練され続けた小兵3トップが抜群のコンビネーションから勝ち越し弾。フィオレンティーナは後半33分にリベリを初出場させるがスコアは動かず。開幕白星はナポリが4-3で手にした。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中

TOP