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食野亮太郎の初ゴールに英国メディアも賛辞「独力で鮮やかにネットを揺らした」

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食野亮太郎が初ゴール

 14日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第5節ハーツvsマザーウェルで、途中出場のFW食野亮太郎がスコットランドリーグ初ゴールをマークした。

 食野は56分から途中出場すると61分にシュートを放ち、相手GKのディフレクトを味方FWが押し込み、決定機に絡んだ。

 迎えた86分にはバイタルエリア中央から味方にはたき、ゴール前へと進み、リターンを受ける。ここで食野はターンとキックフェイントを交えながらシュートに持ち込み、エリア外から右足でネットを揺らし、スコットランドリーグでの初ゴールを決めた。

 食野が2ゴールを演出する活躍を見せたものの、ハーツは2-3と敗れる結果になった。2分3敗といまだ勝利がない状況だが、地元メディア『エジンバラニュース』は「メシノはボールを自由に操りながら、最後はゴール右下へと叩き込んで見せた」と伝えた。

 また、イギリス『RADIOEXE』は「ハーツにおけるタリスマン、メシノはベンチスタートだったが途中出場で力強いプレーを見せた。ウチェ・イクペアズのゴールをお膳立てし、その後に独力で鮮やかにネットを揺らして見せた」と伝えている。

 その一方で開幕5戦未勝利であることからハーツサポーターによるクレイグ・レベイン監督の辞任要求も加熱しており、同メディアでは「メシノの活躍はハーツファンの怒りを止めることができなかった」と、ハーツへの批判が集中している点も強調している。

 マザーウェル戦で2ゴールに絡むなど、存在感を示した食野だったが、チームはまだリーグ戦未勝利が続いている。ハーツは22日、アウェーで第6節ハイバーニアン戦を戦ったあと、25日の第7節はホームでアバディーンを迎える。食野は勝利に貢献し、低迷するチーム、そして指揮官レベインを更迭の危機から救うことはできるのだろうか。

 次戦以降の巻き返し、そしてレベイン監督の采配にも注目したいところだ。

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