マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は度々、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(28)に対して怒ってしまうことがあるという。その理由を英『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

　2015年8月にシティに加入したデ・ブルイネは、視野が広く、判断力にも優れ、キックの精度の高い世界屈指のチャンスメイカー。ここまで公式戦181試合で42ゴールを記録し、シティの中心選手として活躍している。

　だが、4つのタイトルを獲得した昨季は、右膝の負傷により長期離脱を余儀なくされ、プレミアリーグ19試合の出場にとどまった。

　指揮官は「彼は信じられないほど素晴らしい選手だよ。彼をとても恋しく思う。(昨シーズンは)4つのタイトルを獲得して信じられないようなシーズンだったが、彼は特別な選手だから、恋しかったよ」と、デ・ブルイネがいなくて寂しかったという。

　完全復活を果たした今季は、ここまでプレミアリーグ6試合に出場し、2ゴール7アシストでチームを牽引。「ケビンは特別な選手であり、ピッチで他の選手が見せることができないものを見せてくれる」と称えた上で、「単純なボールロストを見せた時、私は少し怒ってしまう。『君ほどのクオリティでどうして失うんだ?』ってね。彼が持っているビジョン、クオリティは素晴らしいからね」と、高い技術を備えるがゆえに単純なミスにはイライラしてしまうようだ。

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