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バルセロナ会長、クラブ首脳陣を公に批判したとされるピケと話し合いへ

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バルセロナDFジェラール・ピケ

 バルセロナ首脳陣を批判したとされるDFジェラール・ピケは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と話し合いの場を持つことになるようだ。

 ピケは先に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ヘタフェ戦(2-0)直後に「怒らせたい人間がいなければ争いなんて存在しない。僕たちはクラブのことをよく分かっている。どの新聞と近しくて、その新聞でたとえ違う人間の署名になっていても、誰が記事を書いているかは分かっているんだ。僕たちは争いなんか望んじゃいない」と発言していたが、これがクラブ首脳陣に対する批判であったとされる。

 ピケが同発言の中で言及した「記事」は、カタルーニャを本拠を構えるスポーツ全国紙『ムンド・デポルティボ』に掲載されたコラムとみられており、そのコラム内ではバルセロナの選手たちがどのようにしてクラブ内で権力を手にしていったのかが説明されている(『ムンド・デポルティボ』はクラブ首脳陣との関わりを否定)。ピケはこうした選手たちの責任を追及するような記事の背後には、クラブ首脳陣が絡んでいるとの考えから、自分たちの尊厳を守ろうと声を上げるに至ったとみられる。

 そしてスペイン 『TV3』や『スポルト』によれば、バルトメウ会長がピケと近々話し合いの場を持つことを決めたという。同会長はピケの発言をきっかけとして様々な憶測や疑念が広がっている状況を危惧しており、騒動を鎮めるためにも選手団の代表となっているピケと、意見の相違の解消を目指すようだ。

 なおバルセロナ首脳陣と選手たちは、今夏のパリSGのFWネイマール獲得騒動やプレシーズン遠征の日程など、様々なことで意見が食い違っていたとされる。

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