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バルサ、世界最高のアンカーとされたブスケツがついにアンタッチャブルではなくなる

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出場機会を減らしているMFセルヒオ・ブスケツ

 世界最高のアンカーと称されてきたバルセロナMFセルヒオ・ブスケツが、ついにアンタッチャブルな存在ではなくなったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督が2008年にバルセロナのトップチーム監督となって以降、同チームの絶対的存在として君臨してきたブスケツ。バルセロナにおいてブスケツの代わりは存在せず、青島黄海MFヤヤ・トゥレからヴィッセル神戸MFセルジ・サンペールまで、その代役は一向に出場機会を得られずバルセロナ退団の道を選ぶことになった。

 しかし、そうした状況は変化しつつある。バルセロナは昨季からプレーの安定を欠き始めていたブスケツの後継者に据えるべくアヤックスMFフレンキー・デ・ヨングを獲得したが、今季に入ってエルネスト・バルベルデ監督は目に見えて背番号5の出場機会を減らしている。

 バルベルデ監督はリーガ・エスパニョーラ開幕節ビルバオ戦、グラナダ戦でブスケツをベンチに座らせ、さらにはチャンピオンズリーグのドルトムント戦、インテル戦では先発させながらもそれぞれ60分、45分でベンチに下がらせている。ブスケツの先発落ち、また途中交代は、ここ10年間あり得なかったことだ。

 ただし、ブスケツが欠場したリーガ2試合はいずれも敗れ、またF・デ・ヨングも完全にはチームに馴染んでいないなど、スペイン代表MFがいないときの穴はまだ感じられるのもまた事実。現在31歳とまだ老け込む年齢でもないブスケツだが、今後どのように扱われていくことになるのだろうか。

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