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ドルトムント、遅刻のサンチョに巨額の罰金処分? 前節ボルシアMG戦ではメンバー外

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ドルトムントFWジェイドン・サンチョ

 ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョは規律違反により、現地時間19日に行われたブンデスリーガ第8節ボルシアMG戦に向けたメンバーから外れた。ドイツ紙『ビルト』によると、クラブは同選手に異例とも言える額の罰金処分を科したという。

 先日のインターナショナルウィークでイングランド代表に招集されたサンチョだが、予定日より1日遅刻してドルトムントに復帰したことで、ルシアン・ファーブル監督は“ボルシア・ダービー”でメンバー外とした。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「我々は選手たちに責任のある行動を求めるし、今回の決定は仕方ない部分もある。彼はまだ若いし、土曜の試合に出さないことが適切だと判断した」と話していた。

 個人練習も命じられ、試合翌日の20日には悪天候の中、ドルトムントのトレーニンググラウンドでランニングする姿が見られたサンチョだが、さらなる処分も言い渡されていたことも伝えられた。新たな報道によると、クラブが19歳ウィンガーに科した罰金処分の額は1000万ユーロ(約1200万円)にも上るという。

 サンチョは以前、ペーター・シュテーガー前監督の下でも練習に遅刻し、一時的にU-23チームに送られたこともある。ウスマン・デンベレ(現バルセロナ)やピエール・エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)の素行問題に悩まされたドルトムントだが、今回の厳重な対応は過去の前例が背景にあるのかもしれない。

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