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フリーの本田圭佑の猛アピールに伊メディアの見解は?「最後の経験が豪リーグでは…」

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MF本田圭佑

 現在フリーとなっている日本代表MF本田圭佑の状況について、『ユーロスポーツ』イタリア版が見解を示した。

 昨シーズンにオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーから退団した本田は、カンボジア代表の実質的な指揮官を務め、カタール・ワールドカップのアジア2次予選でチームを指揮する。しかし、その一方で選手としては、所属先が見つかっておらず、無所属の状態が続く。

 そんな中、本田は9月末に負傷者が相次いだマンチェスター・ユナイテッドや成績不振の古巣ミランに対し、自身の『Twitter』アカウントを通じて逆オファーを提示した。しかしオファーは実らず、25日に再びSNSを更新。「なぜ僕にオファーをくれない? 今でもアジアのベストプレーヤーの1人と自負している」と5か月間公式戦のピッチから離れているものの、チームに貢献できると主張した。

■伊メディアは再アピールに注目

 イタリアメディアは、元ミランFWズラタン・イブラヒモビッチのセリエA復帰の可能性など、週末の主要各紙の報道を特集する中で、本田のSNS上の発言にも関心を寄せた。「ホンダが自らメルカートに名乗り出た」との見出しで、本田の去就について言及。「『Twitter』上に、イタリアリーグに馴染みのある元ミランの右ウィンガー、ケイスケ・ホンダから必死のアピールが届いている」として、本田のメッセージを紹介しつつ、見解を示した。

「(ドイツの移籍情報サイト)『Transfermark』では、評価額350万ユーロ(約4.2億円)。しかし最後の経験は、オーストラリアリーグと、プレーのレベルや競争力の面で抜きんでるものがない。さらに時間の経過とともに、選手の評価が下落したことも考慮すると、ホンダが重要なカルチョにおいて、自身を高く評価してくれる人物を見つけるのは難しいかもしれない」

 イタリアメディアからは厳しい意見が寄せられたが、来年の東京オリンピックへオーバーエイジ枠での出場という目標を掲げる本田に朗報は届くのだろうか。今後の動向は注目されるところだ。

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