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若手躍動のチェルシーが6連勝!! エイブラハム&プリシッチ弾で暫定2位に浮上

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2点目を挙げたクリスティアン・プリシッチは3試合連続ゴール

[11.9 プレミア第11節 チェルシー2-0クリスタル・パレス]

 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦。FWタミー・エイブラハムとFWクリスティアン・プリシッチのゴールにより2-0で6連勝を飾った。

 プレミア5連勝中のチェルシーは、5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のアヤックス戦(4-4)から3人を変更。DFマルコス・アロンソとDFセサル・アスピリクエタ、MFジョルジーニョに代えてDFエメルソン・パルミエリとDFリース・ジェームズ、そして先月6日の第8節サウサンプトン以降、離脱していたMFエンゴロ・カンテが先発で復帰した。

 試合は立ち上がりからチェルシーペース。MFメイソン・マウントが開始早々にシュートを放つと、前半12分にはハーフェーライン付近でセカンドボールを回収したMFウィリアンがパスを送り、好調FWクリスティアン・プリシッチが華麗なステップで相手をかわして左足を振り抜く。しかし、GKビセンテ・グアイタに間合いを詰められてブロックされた。

 押し込みながらも、パレスの守備網を崩し切ることができず、FKのチャンスを得てウィリアンやエメルソン、プリシッチと距離・場所によってキッカーを変えたが、枠内に飛ばすことができない。スコアレスで耐え凌ぐパレスは前半44分、DFジョエル・ウォードが左内転筋あたりを痛め、DFマーティン・ケリーとの交代を余儀なくされた。

 チェルシーは前半終了間際に決定機。カンテの縦パスから右に展開し、ジェームズがグラウンダーのクロスを入れる。これにFWタミー・エイブラハムが反応したが合わせられず、GKグアイタが弾いたボールをウィリアンが右足シュート。しかし、古巣対決のDFガリー・ケーヒルにブロックされ、直後に前半終了のホイッスルが鳴り響いた。

 前半にシュート11本(枠内2本)を放ち、パレスのシュートを0本に抑え込んだチェルシー。後半7分、左サイドのスローインからMFマテオ・コバチッチが中央へ切れ込み、ペナルティーアーク内へくさびのパスを送ると、ウィリアンが右足ダイレクトでPA左へ。これに反応したエイブラハムが冷静に右足シュートをねじ込み、先制点。22歳ストライカーが今季10点目とした。

 さらにチェルシーは、プリシッチやMFメイソン・マウントといった若手が果敢にシュートを打ち込むが、25分にピンチ。パレスは右サイドのFKから密集地の背後でフリーとなっていたDFジェームズ・トムキンスがヘディングシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れてしまい、同点のチャンスを逃した。

 すると、チェルシーは後半34分、サイドチェンジから左サイドでボールを受けたプリシッチがドリブルで仕掛け、PA中央でパスを受けたFWミシー・バチュアイが左足を振り抜く。相手DFに当たってこぼれたボールを勢いよくゴール前に走り込んでいたプリシッチが頭で押し込んで2-0。アメリカ代表FWの3試合連続ゴールでリードを広げた。

 試合はチェルシーが2-0のまま完封勝利。6連勝で勝ち点26とし、暫定で2位に浮上した。なお、次節は23日にマンチェスター・シティと敵地で戦う。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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