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初ゴール含む3点を置き土産に交代した久保建英、戻ったベンチが静かだった理由を語る

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待望の初ゴールを挙げたMF久保建英

 マジョルカのMF久保建英が10日、ホームでのリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(○3-1)で待望の初ゴールを挙げた。クラブ公式サイトが試合後の記者会見の映像を公開している。

 右サイドハーフとして2試合連続のスタメン出場を果たした久保は前半11分、自身の左CKの流れからPA内左で巧みなタッチのドリブルを見せ、相手に倒されてPKを獲得。同21分には華麗なヒールパスから2つ目のPK獲得に至るチャンスシーンを作った。そして2-1で迎えた後半8分、PA手前中央でボールを受けると、コントロールから左足を一閃。強烈なシュートをゴール右隅に突き刺し、ついにリーガ初得点を挙げた。

 久保は全3ゴールに絡む活躍を披露し、後半21分にFWジョゼップ・セニェと交代。チームはそのまま3-1の快勝を飾っている。

 マジョルカ加入から出場10試合目で挙げた初ゴール。試合後の会見で現地記者に「この得点は君にとって何を意味する?」と問われた久保は「ゴールは僕に活力を与えてくれます。チームのための勝ち点3も同じです」と答え、「交代でベンチに戻った時、(チームメイトに)何と言われた?」という質問には試合展開を踏まえて次のように話した。

「交代で下がった時、みんなが僕を祝福してくれましたよね? でも、まだ(試合時間が)20分も残っていたので、誰もリラックスしてはいけませんでした。ゲームが終わるまで、僕たちはとても静かにしていました」

 相手は首位バルセロナに次ぐリーグ2位タイの得点数を記録していたビジャレアル。久保の活躍で2点をリードしていたとはいえ、まだ安心できる状況ではなかったようだ。

 また、久保は日本語での質疑応答も行い、「(リーガの)レベルの高さに関係なく、(初得点まで10試合かかったのは)長かったといえば長かったです。今日(ゴールが)入ったので今までのことは忘れて、この入った感覚というのを維持していければいいかなと思います」と次戦以降を見据えた。

 久保は今後、13日に東京五輪世代のU-22日本代表に合流し、17日のキリンチャレンジ杯コロンビア戦(Eスタ)に臨む予定。そこからクラブに戻り、22日にアウェーでレバンテとの第14節を迎える。

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