beacon

「来週中には100%に」大迫勇也がコンディション調整に意欲…日本代表や五輪出場にも言及

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW大迫勇也がコンディション調整に意欲

 ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が地元メディアの取材に応じ、チームの状況や代表への思いなどを語った。『ダイヒシュトゥーベ』や『ベーザークリーア』など複数メディアがコメントを紹介している。

 負傷のため10月の代表招集が見送られた大迫は11月のインターナショナルウィークはブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督や日本代表の森保一監督との協議の結果、自ら辞退。自身の状態について「調子は戻ってきています。今は80~90%くらいですかね」と明かすと、「ここでトレーニングできるので、来週中に100%に戻せるかもしれません」と次節のシャルケ戦に向けて最高な状態に近づけているようだ。

 大迫が不在の日本代表は14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・第4戦でキルギス代表と対戦し、2-0で勝利。代表について問われ、「代表チームは僕にとって特別な存在だし、本来はいつもプレーしたいと思っています。ただ、長距離の移動はやはり疲れますし、代表ウィークのあとは負傷が多く、いつも疲れていて、その疲れがなかなか取れませんからね」と説明している。

 来夏の東京五輪のサッカー大会についても触れている。オーバーエイジ枠で呼ばれる可能性が伝えられる大迫だが、「オリンピックに出場できれば、僕にとって本当に特別なことです」とコメント。「ただ、決めるのは僕ではなく監督ですので。それについてはまだ話し合っていません」と森保監督とはまだ五輪出場については話していないという。

 大迫が負傷離脱を強いられていた9月中旬からの約6週間、勝ちなしが続いていたブレーメンは、その復帰後の第10節フライブルク戦(2-2)、第11節ボルシアMG戦(1-3)と勝ち点3を得られず。11ポイントで14位につける「ブレーメンの状況は難しいですね」と認めるも、「ケルンでは前半戦が終わったところで6ポイントしか獲得していなかったのに加え、ヨーロッパリーグも戦い、今のブレーメンより故障者が多かったですからね」と2年前ケルンで経験した状況を引き合いに出して語った。

「自分たち次第ですね。クオリティーがあるので、みんなでやるべきことをやれば、また上に行けるかと。そう信じていますし、怖くありません」と強調する大迫。自身のプレーについては、「自分にとって重要なのは中央でプレーさせてもらえることです。一番好みのポジションですし、一番プレーが楽しい場所です。そこでプレーすることでさらに責任を感じています」とも話している。

 コーフェルト監督との関係にも言及した。「フロリアン・コーフェルトはとても興味深い人物ですね。彼からたくさん学べていますし、信頼してもらっていますので、その恩を返したいと思います」と良好な師弟関係が築かれている様子をうかがわせている。

 なお、メディアにはドイツ料理では特にシュニッツェル(カツレツ)が好物と明かす大迫だが、日本では焼酎のCMに出演していることについても質問されると、「いつも僕をサポートしてくれた地元の酒造メーカーで、今度は僕がサポートすることになりました。とても美味しいので、日本中に広めたいですね」と示唆。また、「年末に日本に行ったら、ブレーメンの同僚たちのためにお酒を持ち帰ってきます」と話し、ブレーメンでも鹿児島の焼酎を広めることになるかもしれない。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP