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モウリーニョ、逆転劇演出のボールボーイにとっておきの“ご褒美”

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試合当日のランチに招待されたカラム・ハインズ君

 トッテナムが一躍脚光を浴びたボールボーイのカラム・ハインズ君をトップチームの食事に招待した。英『ミラー』が伝えている。

 26日、トッテナムはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節でオリンピアコスをホームに迎え、4-2で逆転勝利した。

 注目を集めたのは、1点ビハインドの後半5分のシーンだ。敵陣の右サイドでボールがタッチラインを割った際、カラム君が素早くボールを渡すと、DFセルジュ・オーリエのスローインからMFルーカス・モウラがPA右まで運んで中央へ折り返し、FWハリー・ケインが押し込んで同点。2点ビハインドからの逆転勝利へとつながった。

 得点後、ジョゼ・モウリーニョ監督はカラム君のもとへ駆け寄り、ハイタッチして熱い抱擁。試合後のインタビューで「あの少年は素晴らしかった。彼はゲームを読み、ゲームを理解し、重要なアシストをした」と賞賛。試合後のロッカールームへの招待を計画していたが、カラム君は翌日の数学のテストに備えて一足早く帰宅していた。

 何らかの形で感謝を示したかったモウリーニョ監督は、11月30日にホームで行われたプレミアリーグ第14節ボーンマス戦当日のランチに招待。カラム君はFWハリー・ケインら選手たちと握手をかわし、食事を共にした。さらに同試合でもボールボーイを務め、MFデレ・アリの先制ゴールが決まった際にモウリーニョ監督とグータッチしていた。

 カラム君はオリンピアコス戦を振り返り、「ジョゼはそうする必要はなかった。だけど、僕のところまで来てくれてうれしかった。僕はスパーズが好きで、忘れられない素晴らしい瞬間だった」と喜んでいた。

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