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南野拓実、ホーランドら合計46Gの3人組流出危機も…指揮官は「気にしない」その理由とは?

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前線の3人が揃って移籍の可能性

 来月の移籍ウィンドウで、日本代表FW南野拓実やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、韓国代表FWファン・ヒチャンが一気に移籍する可能性が伝えられるザルツブルクだが、ジェッシ・マーシュ監督はどう考えているのだろうか。

 昨季までライプツィヒでアシスタントを務めていたマーシュ監督は夏にザルツブルクの新監督に就任。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)史上初のアメリカ人指揮官として、最終的にはリバプールやナポリ、ゲンク相手に2勝1分3敗の成績に終わるも、特にリバプールとの2戦での熱気あふれる攻撃的なプレースタイルが強く印象に残った。

 しかし、ザルツブルクへの評価が高まるのと伴い、選手たちの他クラブへの移籍報道も過熱。連日ホーランドの去就が騒がれてきたが、ここに来てクラブのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は南野に関してリバプールと交渉に入っていることを認めたうえで、1月に移籍する可能性を「除外できない」と明かした。また、ファンに関してもウォルバーハンプトン行きの可能性が報じられている。

 つまり、今季公式戦で合計46ゴール32アシストを記録中の3人が今冬にオーストリア王者を去るかもしれないとのこと。ステップアップの踏み台としてのイメージが強いザルツブルクにとっても、これほどの戦力の同時の流出は大きな痛手だと思われる。だが、オーストリア紙『シュタンダルト』が紹介したコメントによれば、マーシュ監督は「私はこういうのは気にしない」と事態を冷静に受け止めているようだ。

「こういうことは我々全員にとって常に一つのチャンスである。私はずっと若い選手たちと働いてきている。それは確かに大きな挑戦であるが、大きなチャンスでもあるし、常に楽しませもらったのだからね」

 ザルツブルクには3人のほか、日本人MF奥川雅也やザンビア代表FWパトソン・ダカ、ハンガリー代表MFドミニク・ショボスライなど数多くのタレントが所属。CLはグループ3位で敗退し、ヨーロッパリーグに回ることになったが、マーシュ監督は南野らの後を継ぐ選手たちに期待を寄せているようだ。

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