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本田フル出場のフィテッセが7戦ぶり白星、日本人対決も中村は前半途中で交代…板倉は今季初の先発落ち

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7試合ぶり白星を収めたフィテッセ

[12.14 エールディビジ第17節 トゥエンテ0-3フィテッセ]

 オランダ・エールディビジは14日、第17節を開催し、FW中村敬斗が所属するトゥエンテとMF本田圭佑が所属するフィテッセが対戦。3-0の完封勝利を収めたフィテッセが7試合ぶりの白星を獲得した。フル出場の本田にとって加入後初白星となった。

 中村、本田ともに先発に名を連ね、中村は4-3-3の左ウイング、本田は4-2-3-1のトップ下に入ってスタート。前半13分には中盤でパスを受けた中村がPA外から積極的に狙うも、シュートは枠を捉え切れず。さらに同31分には縦パスから中村が最終ライン裏に抜け出すが、GKに寄せられてシュートまで持ち込めなかった。同36分には本田がフィニッシュ。独力でドリブルで運んでPA外から左足シュートを放つが、これはGKの守備範囲に飛んでしまった。

 すると前半39分にトゥエンテベンチが動き、中村に代わってFWラフィク・ゼクニーニがピッチへ送り込まれる。さらに同42分にはDFサンドロ・シェンクに代えてDFペート・バイエンを投入とトゥエンテは前半で交代カードを2枚使った。

 0-0のまま迎えた後半6分にフィテッセが先制に成功。GKレムコ・パスフェイルが蹴り出したボールから最終ライン裏を突いたFWブライアン・リンセンが巧みに流し込み、スコアを1-0とした。さらに同16分にはショートカウンターからFWノウハ・ディッコが蹴り込み、フィテッセがリードを2点差に広げる。攻撃の手を緩めないフィテッセは同27分にリンセンが加点。同43分には本田がゴール正面で得たFKを直接狙ったが、横っ飛びしたGKジョエル・ドロメルに弾き出されてしまった。しかし、トゥエンテの反撃を許さなかったフィテッセは3-0の完封勝利を収めた。

 他会場ではADOのホームに乗り込んだDF板倉滉が所属するフローニンゲンが1-1で引き分けた。開幕から全試合フル出場を続けていた板倉は、初めて先発を外れ、後半45分にピッチに送り込まれた。また、DF中山雄太とDFファン・ウェルメスケルケン・際が所属するズウォレVVVのホームに乗り込み、2-1の勝利を収めた。際は後半43分から出場し、中山の出場はなかった。

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