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R・マドリーは3戦連続ドロー…バルセロナが単独首位で2020年へ

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レアル・マドリーはスコアレスドロー

[12.22 リーガ・エスパニョーラ第18節 R・マドリー0-0ビルバオ]

 リーガ・エスパニョーラは22日、第18節を各地で行い、レアル・マドリーがホームでビルバオに0-0で引き分けた。前々節のバレンシア戦(△1-1)、前節のエル・クラシコ(△0-0)に続いて3試合連続のドロー。単独首位をバルセロナに明け渡し、勝ち点2ポイント差の2位で2019年の公式戦を終えた。

 先に決定機を迎えたのはR・マドリー。前半19分、左サイドからドリブル突破を見せたMFトニ・クロースがそのままペナルティエリア内からシュートを放ったが、GKウナイ・シモンが弾いたボールはゴールポストに当たった。対するビルバオは20分、スルーパスに抜け出したFWイニャキ・ウィリアムスが右足で狙うも、今度はGKティボー・クルトワの好セーブに阻まれた。

 R・マドリーは前半31分、右サイドを駆け上がったFWロドリゴ・ゴエスのアーリークロスにFWカリム・ベンゼマが頭で合わせるも、再度シモンがファインセーブ。32分にはT・クロースの横パスを受けたベンゼマがGKをかわしてシュートを狙ったが、DFウナイ・ヌニェスにゴールライン際でクリアされ、セカンドボールを拾ったFWビニシウス・ジュニオールはシュートに持ち込めなかった。

 前半43分にはビルバオにビッグチャンス。左サイドに開きながらボールを引き出したMFミケル・ベスガが巧みな身のこなしからスルーパスを送り、これを受けたFWケナン・コドロが強烈な右足シュートでネットに突き刺したが、わずかにオフサイドポジションにいたとしてゴールは認められなかった。

 後半はR・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が次々に交代選手を使った。12分、目の付近を痛めたDFエデル・ミリトンに代わってDFナチョ・フェルナンデスが起用されると、17分にはロドリゴに代わってFWガレス・ベイルを投入。27分にはビニシウスを下げてFWルカ・ヨビッチが入り、早々に交代カードを使い切った。

 このままではホームで痛い引き分けとなるR・マドリーは後半41分、右サイドからのクロスにヨビッチが頭で合わせるも、シュートは左ポストに直撃。こぼれ球に合わせたDFセルヒオ・ラモスのシュートも力なくGKにキャッチされた。アディショナルタイムは6分、R・マドリーは最後まで攻撃姿勢を貫いたが、0-0のままタイムアップの笛を迎えた。

 今月18日に延期されていた第10節のエル・クラシコを0-0で引き分け、17試合を終えた時点でバルセロナと同じ勝ち点で激しい首位争いを演じていたR・マドリー。今節はR・マドリーが勝ち点を取りこぼした一方、バルセロナは21日に行われていたアラベス戦に4-1で勝利したため、バルセロナが優勝争いを一歩リードして2020年を迎える形となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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