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韓国代表FWソン・フンミンが腹へのキックで一発退場…モウリーニョが皮肉「相手はあばら骨が破壊された」

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一発退場となったFWソン・フンミン

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが22日、プレミアリーグ第18節チェルシー戦(●0-2)でレッドカードを受け、今季2度目の退場を命じられた。

 3トップの左で先発出場したソン・フンミンは0-2の後半15分、タッチライン際でDFアントニオ・リュディガーのチャージを受けて転倒。その直後、不自然な形で左足を真上に伸ばし、リュディガーの右脇腹付近に蹴りを入れた。ソン・フンミンは倒れながら両手を広げ、相手のファウルをアピール。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で確認が行われた結果、同17分に一発退場という判定が下された。

 ソン・フンミンがピッチを退く際に慰めるような仕草を見せていたジョゼ・モウリーニョ監督は、試合後に英『スカイ・スポーツ』を通じて「私にとってレッドカードは奇妙なものだった」と言及。また、ソン・フンミンに蹴られた後に腹部を押さえて悶絶しつつ、主審の様子をうかがっていたリュディガーに対し、「彼はいくつかあばら骨が壊れたようなので、早く回復することを願っているよ」と皮肉った。

 ソン・フンミンの一発退場は、11月3日の第11節エバートン戦(△1-1)に続いて今季2度目となる。同試合ではポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスに後ろからスライディングタックルを仕掛け、右足首の脱臼骨折という大怪我を負わせてしまっていた。また、5月4日の昨季第37節ボーンマス戦(●0-1)を含めると、2020年にレッドカードを受けたのは3回目となっている。

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