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愚行で一発レッド…敵将ランパードが韓国代表FWの“二面性”を指摘

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レッドカードを受けたFWソン・フンミン

 チェルシーフランク・ランパード監督が、一発退場を命じられたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンについて言及した。英『メトロ』が試合後のコメントを伝えている。

 チェルシーは22日、プレミアリーグ第18節でトッテナムとアウェーで対戦し、2-0で完封勝利。問題のシーンは、チェルシーが2点をリードして迎えた後半15分に起きた。ソン・フンミンが左サイドでDFアントニオ・リュディガーのチャージを受けると、倒れながら左足でリュディガーの右脇腹付近をキック。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入を経て、同17分にソン・フンミンへのレッドカードが提示された。

 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督はリュディガーにイエローカードを与えるべきだったと主張し、同選手に対して「折れた肋骨が早く治るといい」と皮肉。一方、チェルシーのランパード監督はレッドカードが正当なものだったと振り返り、退場が続くソン・フンミンについても語っている。

 韓国代表FWの一発退場は、11月3日の第11節エバートン戦(△1-1)に続いて今季2度目。同試合ではポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスに後ろからスライディングタックルを仕掛け、右足首の脱臼骨折という大怪我を負わせていた。また、5月4日の昨季第37節ボーンマス戦(●0-1)を含めると、2019年にレッドカードを受けたのは3回目となっている。

 ランパード監督は「ソンは素晴らしい選手だと思うし、外から見ても素晴らしい人間のように思える。しかし、サッカーになると本能的に行動する瞬間があるのかもしれない。たまにタフなゲームでイライラすることもあるかもしれないが、それがこの瞬間だったように思う」と見解を示した。

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