beacon

C・ロナウド、指導者の道を選択せず?「ならないとは言わない。引退して退屈するかもしれないし…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今後のキャリアについて言及している。現役をいつ退くことになるのか、自身でもその時期はまだ分からないと見ているようだ。

 C・ロナウドは『DAZN』イタリア版のインタビューで「ユベントスは居心地が良いよ。チームは素晴らしい伝統を持っているし、イタリアで最高のクラブだ。ここでさらに多くのタイトルを獲得したいね」と述べている。

 ユベントスに加わった理由についてはレアル・マドリー時代、17-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で目の当たりにした、アリアンツ・スタジアムでの雰囲気が決定打になったと語った。

「あの試合は本当に特別な夜だった。僕がこれまでに決めたゴールの中で、最も素晴らしい得点がユベントス戦のオーバーヘッドだ。トリノのみんなからスタンディングオベーションを受けたことが忘れられないよ。そして対戦相手には(ジャンルイジ)ブッフォンがいた」

「ゴールを決めたあと、ブッフォンから話しかけられてね。彼は自分が失点した立場にもかかわらず、僕のゴールを手放しで祝福してくれたんだ。あの時のことを本当によく覚えているよ。ブッフォンはいつも周囲のことを気にかける選手で、本当に素晴らしい人柄なんだと実感した」

 また、C・ロナウドは今後の方向性についても述べ「僕がコーチになるとしたら、モチベーターとしてチームを支える立場になりたいね。指導者は選手たちに重要なことを伝える役割も担う。だから、僕はピッチで楽しむこと、ドリブル、シュート、そしてゴールを決めることの愉悦を選手たちに伝える人でありたい」と発言。

「だけど、今のところ指導者になるつもりはないし、そこまで興味も持っていない。いや。コーチにならないとは言わないよ?だって引退した後、スタジアムの外で退屈してしまうかもしれないから……」

 指導者になるかどうかは含みをもたせつつも、C・ロナウドは現時点でコーチ転身の道を想定はしていないようだ。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP