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「ゴールは大好きだ。でも…」メッシが明かす考え方の変化と時代への適応

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バルセロナFWリオネル・メッシ

 バルセロナFWリオネル・メッシは、年齢を重ねるにつれて考え方が変わってきていると明かした。『DAZN』のインタビューで語っている。

 2005年のトップチームデビュー以降、チャンピオンズリーグ4度制覇、リーガ・エスパニョーラ10度優勝と数々のタイトルを獲得してきたメッシ。リーガでは466試合で432ゴールと、歴代最多得点記録、バルセロナのゴールレコードを更新するなど、世界最高のスコアラーとして君臨している。

 しかし、今年6月で33歳となるメッシは、年齢を重ねるにつれてゴールへの考え方が変わってきたようだ。

「ゴールについて考えることは、年々少なくなっているよ。フィニッシャーではなくて、クリエイターとして徐々に下がり始めているんだ」

「ゴールは大好きだ。チャンスがあればもちろん狙うよ。でも、ピッチに立つたびに得点にフォーカスするのではなく、試合全体にフォーカスする。ゴールに執着したことはなかったよ」

「僕の得点が止まった時、みんながそれを話題にすることは理解している。でもそれは試合の一部であり、選手として成長する一部で、時代に適応する一部でもある。自分自身にとっても、チームにとっても最高の選手になるためにね」

 今でこそ数々の記録を打ち立てているメッシだが、トップチームキャリア初ゴールはデビューから7試合目。2004-05シーズンは、その1点のみに終わっている。

 本人もその時期はフラストレーションを溜めていたようだが、大先輩であるサミュエル・エトーの助言が支えになっていたようだ。

「あまり得点できない時期があった。アルゼンチンやバルセロナのユースチームではゴールを奪えたけど、トップチームでの最初の数年間は苦労したね。ミスを犯したり、不運だったり…。チャンスはたくさんあったけど、シュートが入り始めるまでに数年かかった」

「エトーが僕に言った言葉を覚えているよ『得点し始める日が来た時、君は止まらないよ』ってね」

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