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久保建英はベンチスタートも…マジョルカが強敵バレンシアを4発撃破!

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4ゴールの快勝を挙げたマジョルカ

[1.19 リーガ・エスパニョーラ第20節 マジョルカ4-1バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは19日、第20節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカバレンシアを4-1で破った。7試合ぶりの勝利で降格圏を暫定的に脱出。久保は昨年10月31日の第12節バジャドリー戦以来、8試合ぶりのベンチスタートとなり、4-0で迎えた後半36分からピッチに立った。

 ホームのマジョルカが序盤から試合を優位に運んだ。まずは前半7分、右サイドで獲得したFKをMFサルバ・セビージャがゴール前に蹴り込むと、うまくマークを外したDFアントニオ・ライージョがヘディングシュート。これがネットを揺らして先制に成功すると、同23分には右サイドを攻め上がったMFダニ・ロドリゲスのシュート性のボールをFWアンテ・ブディミルが軌道を変えて流し込み、早々と2点のリードを奪った。

 マジョルカはさらに前半41分、MFラゴ・ジュニオールとのワンツーで相手守備陣の視野を絞らせたS・セビージャがワンタッチで縦につけると、A・ブディミルが落ち着いたターンから右足一閃。強烈なシュートはGKジャウメ・ドメネクの左手を弾き、軌道が変わらないままゴール右上隅に突き刺さった。欧州カップ戦圏内を狙うバレンシアを相手に、降格圏18位に沈んでいたホームチームが3点リードでハーフタイムを迎えた。

 一方、大きなビハインドを負って後半に入ったバレンシアは同6分、追い討ちをかけるようなアクシデントに襲われる。ブディミルに対して後方からプレッシャーをかけたMFダニエル・パレホが2枚目のイエローカードを受け、無念の退場。残りの約40分間を10人で戦わなければならない状況となった。

 バレンシアは後半16分、FWケビン・ガメイロに代えて韓国代表のMFイ・ガンインを投入。一方のマジョルカも次々に交代選手を投入し、MFクチョ・エルナンデスに代えてセビージャから期限付き移籍してきたFWアレハンドロ・ポゾ、S・セビージャに代えてMFアレイクス・フェバスを起用した。直後、久保は一時ウォーミングアップエリアから呼ばれたが、戦況を見たビセンテ・モレノ監督は再びジャージを着させた。

 すると後半35分、マジョルカはD・ロドリゲスが強烈な低空ミドルシュートを叩き込んで4点目。ここで久保が再び呼ばれ、L・ジュニオールとの交代でピッチに入った。左サイドに入った久保は投入直後、DFダニエル・バスへのファウルで第15節ベティス戦以来2度目のイエローカード。そのFKから攻め込んだバレンシアは37分、FWフェラン・トーレスが1点を返した。

 後半アディショナルタイム1分、ゴール前でパスを受けた久保が左足のフェイントから右足に持ち替え、ゴール左隅を狙ったシュートを放つも相手GKが横っ飛びでセーブ。久保は終了間際にも左サイドを突破し、鋭いピンポイントクロスを上げたが合わせたブディミルが決め切れなかった。それでも試合は動かず終わり、マジョルカが今季初の4ゴールで7試合ぶりの白星を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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