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フル出場の右SB冨安は好ブロックでチーム救う、ボローニャは雨中のダービー制して4戦ぶり白星

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DF冨安健洋は攻守に存在感を示してみせた

[1.25 セリエA第21節 SPAL1-3ボローニャ]

 セリエAは25日に第21節を行った。DF冨安健洋が所属するボローニャは敵地でSPALと対戦し、3-1で勝利。冨安は右サイドバックでフル出場している。

 12月22日の第17節以来、3試合連続で白星がないボローニャ。しかし雨中の“エミリアダービー”となったこの試合でも序盤から相手の攻撃を許す。前半23分にはVARの介入によりPA内でのファウルが認められてPKを献上。FWアンドレア・ペターニャに先制点を決められた。

 だが、ボローニャもすかさず反撃に出る。失点から1分後の前半24分、PA右からMFロベルト・ソリアーノがシュートを放ち、相手のDFのオウンゴールを誘発。1-1と試合を振り出しに戻した。

 前半41分には冨安が守備で躍動。相手の幅のあるカウンターに翻弄されたボローニャ守備陣はMFアルカディウシュ・レツァの突破を許す。ノーマークでPA内に進入するレツァに向かってGKウーカシュ・スコルプスキが飛び出すが、シュートは横を通り過ぎ、そのまま無人のゴールへ。しかしその一連の流れを読んでいた冨安が素早くゴール前に体を投げだし、スーパーブロックで防いでみせた。

 1-1で前半を折り返すと、ボローニャは後半13分にFWフェデリコ・サンタンデールに代えてFWムサ・バローを投入。すると交代策が的中し、後半15分に逆転に成功する。FWロドリゴ・パラシオが左サイドからクロスを上げるが、相手DFのブロックに遭う。しかしPA左にこぼれたボールをバローが右足で打ち抜き、ゴール右に突き刺した。

 そしてボローニャはその3分後にも追加点。後半18分、冨安が右サイドからPA内にパスを通すと、中央のパラシオがPA右にダイレクトで落とす。反応したソリアーノがPA右の深い位置からファーサイドにグラウンダーのクロスを送ると、最後はMFアンドレア・ポーリがゴールに流し込んだ。

 試合はそのまま3-1で終了。冨安は後半44分に警告を受けるが、攻守に貢献してみせた。ボローニャは4試合ぶりの勝ち点3獲得となり、2020年に入ってようやく白星を手にした。

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