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南野拓実には「忍耐が必要」。英記者が現状を分析し、過去の例を挙げる…

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 リバプールに加入した日本代表FW南野拓実には時間と忍耐になるのかもしれない。『Liverpool.com』のジョエル・ラビノビッツ氏が記した。

 南野はリバプールに加入後、公式戦3試合に出場。ここまでゴールはなく、決定的な役割を果たすことはできていない。すでに一部では、南野獲得は失敗だったと見る向きもあるが、ラビノビッツ氏は「彼は間違いなく最も過酷な環境の一つに放り込まれた」とし、リバプールに適応する難しさを強調する。

「彼はすでに様々なポジションでプレーしているため、戦術的な役割は不確かに見えるのは、理解できることだ。そして、攻撃エリアでの動きや周りとの関係を築くのは時間がかかる。加えて、彼のキャリアの中で最も激しいリーグであり、肉体的にも負担がかかっている」

 南野のポジションについてクロップは「どこで使用するかを考えており、強みがどこで発揮されるかを考えている」とも分析。さらに、指揮官は新加入選手たちについて常に時間を与えてきたとも記している。

「ファビーニョ、アンドリュー・ロバートソン、アレックス・オックスレイド・チェンバレン。クロップの元では多くの新加入選手たちが時間をかけてきた。ファビーニョは特に印象的で、ポジションの戦術的な複雑を学ぶためにトレーニングで時間をかけ、試合で定期的に起用していた」

 また、南野の良さは「彼が継続してプレーし、いいポジションを見つけているときにのみ、最大限発揮できる」としたラビノビッツ氏。いずれにせよ「かなりの忍耐が必要」と締めくくり、しばらくは見守る必要があることを示している。

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