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マンチェスター両指揮官が蛮行サポーターを批判「ライバル関係は望むが…」

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両指揮官が批判姿勢を示した

 カラバオカップ準決勝のマンチェスター・ダービーに関し、両クラブの一部サポーターが見せた行為が物議を醸している。試合後には、両チームの指揮官がそろって批判姿勢を表明する事態に発展。イギリス『BBC』などが伝えている。

 マンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドは29日、カラバオ杯準決勝第2戦で激突。試合はユナイテッドが1-0で勝利したが、第1戦でシティが3-1で勝っていたため、前回王者のシティが決勝への切符を手にした。

 ところが試合前には、決勝進出に水を差す事件が起きていたようだ。あるシティサポーターがSNSに飛行機のジェスチャーを見せる動画を掲載。これは1958年2月6日、ミュンヘンで発生した墜落事故でユナイテッドの選手らが亡くなったことを揶揄するものだったという。

 一方、ユナイテッド側でも事件が発生していた。試合前日の28日、エド・ウッドワードCEOの自宅が過激派ファン組織によって襲撃。また試合後には、シティの本拠地エティハド・スタジアムの椅子が投げられている様子が場内の防犯カメラなどで確認された。

 試合後の記者会見場、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「何が起きたのかは分からないが、よくないことが起きた」と発言し、批判の姿勢を示唆。これにはユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督も「ペップの背中を押す必要がある」と同意を示した。

 またユナイテッド指揮官は「サッカーは観客とプレーする人が共に楽しめるスポーツだ」とピッチ外の喧騒を否定。「われわれはライバル関係を望んでいるが、同じレベルで競い合おうとするものだ。このような状況を根絶していこう」と語った。

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