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今季ほぼフル稼働の宮市亮、ケガに泣いたのは過去のこと…「僕のことを諦めていた人もいた」

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復活を果たしたFW宮市亮

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリに所属するFW宮市亮が最後に負傷のため欠場した試合はいつのことだったのだろうか。

 2015年夏にアーセナルからザンクト・パウリに渡り、両ひざの十字じん帯を断裂するなど度重なる重傷に泣かされた宮市。昨季はようやくコンスタントに試合に出場し始めると、今季は昨年10月30日のDFBポカール2回戦フランクフルト戦を除く公式戦21試合すべてに出場し、そのうち18試合にはフル出場を果たしている。

 そんな宮市だが、クラブが公式ウェブサイトに掲載したインタビューで「僕のことを諦めていた人々もいました」と長期離脱を繰り返していた時期を振り返ると、「でもずっと自分が復帰できると信じ続けました」と強調。「今いる場所に辿り着くためにハードワークを続けてきました。もう本当に長い間欠場していませんし、とても幸せです」と続けた。

 一方、「負傷のため欠場した最後の試合はいつだったか覚えているか」と問われると、考え込むも「まったく覚えていないですね」と返答。記事では “健康上の理由”からメンバーに含まれなかったのは2018年9月16日のアウエ戦だったと明かされているが、充実したシーズンを過ごす今の宮市にとっては負傷はもはや遠い過去のことになっているようだ。

 昨年12月に27歳の誕生日を迎えた宮市はザンクト・パウリではここまで公式戦合計70試合に出場。キャリアでほかのどの所属先の数倍の出場を記録しているこのクラブで、来季辺りには試合数が3桁の大台に乗ることになるかもしれない。

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