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ボローニャ主将が明かす「言い訳をしないのがミハイロビッチのメンタリティ」

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MFアンドレア・ポーリが指揮官を語る

 ボローニャの主将MFアンドレア・ポーリが20日、ボローニャ市内で高校生を対象としたイベントに出席した際にインタビューに応じ、チームなどについて語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 日本代表のDF冨安健洋も所属するボローニャは今シーズン、ここまで9勝9敗6分で33ポイントを獲得して10位。ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ベローナとはわずか2ポイント差と好位置につける。ポーリは、ボローニャの強みとして、白血病と闘いながらチームの指揮を執り続けるシニシャ・ミハイロビッチの教えを挙げた。

「(15日に)ジェノアには負けたが、僕らは好調だよ。(22日の)ウディネーゼ戦では、自分たちのクオリティを最大限発揮できるようにしっかり練習に取り組んでいる。負傷者が多い?負傷者は僕らのチームにだけではなく、他のどのチームにもいる。それに緊急事態のなか、ナポリやアタランタに勝つことができたんだ。僕らは言い訳を探すことはしない。ミハイロビッチがもたらしてくれたメンタリティと相反することだと思う。ボローニャでは全員がチームに貢献しているが、必要不可欠な選手は1人もいないんだ」

 続いてボローニャ主将は、来シーズンのEL出場の可能性について自身の考えを明かした。

「僕らは6位まで2ポイントの位置にいる。ELは難しい目標ではあるが非常に魅力的だ。今年のカンピオナートは順位表のすべての位置で戦いが行われていて面白い。だから今、ELについて話すのは時期尚早だと思う。僕らの能力を理解するためにはあと5~6試合消化しなければならないだろう。忍耐が必要とされる長い道のりになる」

「僕が3年前、ここへやって来た理由だが、ボローニャには長年遠ざかっているカップ戦出場を目標としたプロジェクトがあったからだ。今年、EL出場権を得られなくても、来年以降に実現するはずだ。僕自身もここにいたいと思う」

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