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香川真司が2014年のマンU退団に言及「2選手の加入で…」

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香川真司

 日本代表MF香川真司マンチェスター・ユナイテッドから退団した当時を回顧した。

 2012年夏、ドルトムントのブンデスリーガ連覇に貢献した香川は、名将アレックス・ファーガソン監督率いるユナイテッドに引き抜かれる。日本人として初めて世界的なビッグクラブの門を叩いた同選手は、1年目にプレミアリーグ制覇を経験するも、指揮官交代により徐々に出番を失い、2014年夏に古巣ドルトムントに帰還した。

 ユナイテッドでの挑戦はわずか2シーズンのみに終わり、現在はスペイン2部サラゴサでプレーする香川は、『The Athletic』でファーガソン監督退任以降、幾度となく指揮官が変わったことがオールド・トラッフォードからの退団につながったと明かした。

「再び監督の交代があり、わずか2シーズンで4人目の監督でした。僕は25年間同じ監督が務めるクラブに加入しましたけど、その後、(デイビッド)モイーズ、(ライアン)ギグス、そして(ルイス)ファン・ハールが指揮を執りました。ブラジルでのワールドカップで僕は良いプレーができず、日本代表は最下位に終わり、グループリーグからの敗退が決まりました。その後、ベストの状態に戻るために新しい挑戦が必要だと感じていました」

「マンチェスターでプレーを続ける可能性もありましたけど、アンヘル・ディ・マリアラダメル・ファルカオが加入しました。これが僕の状況をさらに悪いものへと変えました。さらに、ファン・ハールから“シンジ、君は私の下で多くはプレーできない”と言われ、マンチェスターから離れる時だと理解しました。あのような言葉を聞かされれば、選手なら“ここから去る時が来た”と考えるはずです」

 2年目はクラブが過渡期に入ったこともあり、チームとともに難しい時期を過ごした香川だが、それでも「とても良い時ととても悪い時がありました。マンチェスターでの悪い時から学ぶことができましたし、僕をより強くしてくれました」とキャリアにおいて大きな財産になったようだ。

 香川真司はオールド・トラッフォードでプレーした2シーズンで公式戦57試合でプレーし、6ゴール10アシストを記録した。

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