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マンUの復活は近い?英解説者「ブルーノとイガロによりチームは進化した」

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 ジェイミー・レドナップ氏は、マンチェスター・ユナイテッドが今冬の新戦力により進化を遂げたと感じているようだ。

 今シーズン、序盤から不安定な戦いの続いたユナイテッド。それでも、リバプール以外の上位がそれほど勝ち点を伸ばせずトップ4確保のチャンスが残る同クラブは、1月の移籍市場で苦戦したものの、最終盤にブルーノ・フェルナンデスとオディオン・イガロを獲得する。

 すると、チームは2月以降の公式戦7試合で無敗を続けるなど復調。フェルナンデスは公式戦7試合で3ゴール2アシストを記録し、新型コロナウイルスの影響による出遅れがあったイガロもここまで3ゴールをマークするなど大きな貢献を見せている。

 これを受け、8日のマンチェスター・シティとの“マンチェスターダービー”を前にレドナップ氏は、イギリス『スカイスポーツ』で「ブルーノとの契約はクラブにとってとても大きなこと。時折、たった1人の選手を連れてくるだけで雰囲気が変わることがある」と話し、スポルティング・リスボンからやってきた新戦力を称賛した。

「私は彼の取り組む姿勢をとても気に入っている。彼は試合のペースをコントロールし、糸を引っ張ているように試合を操ることのできる選手。ピッチ上の監督のようだ。まさに望んでいた選手だ。オーレ(グンナー・スールシャール)は喜んでいるに違いない。交渉は簡単ではなかったが、今思えば格安だった」

 また、移籍市場閉鎖直前に契約が成立したイガロについては「最高の契約だ。能力に関しては申し分ない。今後5年間を見越しての契約ではないが、現状で言えばマーカス・ラッシュフォード離脱の穴を埋めた。ダービー戦はファンタスティックだった。彼にとっても大きな自信につながったはずだ」とたたえる。

 さらに、レドナップ氏は「今シーズンの序盤、このチームにはこのような選手たちが欠けていた。多くの人が彼らのシーズンは終わったっと考えていたが、今やそうではない。ラッシュフォードがいなくても、(ポール)ポグバがいなくても、彼らは試合をコントロールし、危険なチームのように見える」と両新戦力とともにチームは大きく向上していると感じているようだ。
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