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囚人に人気のロナウジーニョ、“獄中誕生日”をロナウドら旧友が祝福「この困難乗り越えて」

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獄中で40歳の誕生日を迎えたロナウジーニョ

 偽造パスポート使用の容疑で逮捕された元ブラジル代表ロナウジーニョがパラグアイの刑務所内で40歳の誕生日を迎え、元セレソンのビッグネームがSNSで祝福のメッセージを送った。『ESPN』が伝えている。

 ロナウジーニョは偽造パスポートを使ってパラグアイに入国したとして、実兄ロベルト・デ・アシス・モレイラ氏とともにアスンシオン市内の刑務所に勾留されている。獄中で誕生日を迎えたロナウジーニョに対して、2002年日韓ワールドカップ優勝メンバーのロナウド、リバウド、ロベルト・カルロスら旧友がそれぞれSNSを更新した。

 ロナウドはセレソン時代の2ショットを自身のインスタグラム(@ronaldo)に掲載し、「おめでとう、仲間よ。人生のこの困難な瞬間を乗り越えて、いつも幸福でいられますように」とメッセージ。ロベルト・カルロスも「私の友人に、40歳おめでとう」とインスタグラム(@oficialrc3)に投稿した。

 リバウドはW杯トロフィーにキスするロナウジーニョとの2ショット写真をインスタグラム(@rivaldo)にアップし、「友よおめでとう。君の近くではとてもプレーしやすかった。そうした瞬間を決して忘れることはないし、神があなたを祝い、この困難な瞬間を乗り越える力を与えてくれますように」とエールを送っている。

 すでに報道されているように、ロナウジーニョは刑務所内で囚人たちとサッカーをし、大工仕事に参加しつつ、ほとんどの時間を独房で過ごしている。『ESPN』によると、ロナウジーニョは仲間の囚人から「愛されている」という。刑務所ではリラックスしているが、趣味の一つである音楽に触れる機会は失っているようだ。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、事情聴取は遅れているという。

 1980年3月21日生まれ、40歳になったロナウジーニョは現役時代、グレミオ、パリ・サンジェルマン、バルセロナ、ミランなどでプレー。2002年には日韓ワールドカップ制覇の立役者となり、05-06シーズンにはバルセロナをUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導くなど、2000年代には世界最高の名手として一時代を築いた。

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