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給与カット応じたGKノイアー、バイエルンとの契約交渉は難航か

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バイエルンGKマヌエル・ノイアー

 長年にわたってバイエルンの正守護神を務めてきたGKマヌエル・ノイアーだが、契約延長の交渉がうまくいっていないようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 1986年生まれのノイアーは2006年、ユース時代から過ごしたシャルケでブンデスリーガデビュー。20歳にして正GKの座を奪うと、2010-11には元日本代表DF内田篤人とともにDFBポカール(ドイツ国内杯)を制し、クラブに貴重なタイトルをもたらした。

 翌11-12シーズンには3000万ユーロの移籍金でバイエルンに移籍。名門クラブのゴールを守り続け、ブンデスリーガ7連覇に大きく貢献した。近年は負傷もあって出場機会が減りつつあるが、ドイツ代表でも定位置をキープしており、なおも世界最高のGKの一人としての名声を保っている。

 そんなノイアーだが、現在の契約は10年目を終える2021年夏まで。新たな契約を結ぶ必要性に迫られている中、クラブとの交渉がまとまっていないようだ。食い違っているのは金銭面ではなく契約期間。負傷が多くベテランに差し掛かっているノイアーに対し、クラブが短期契約を望んでいるという。

 今月25日には新型コロナウイルスの感染拡大により仕事がなくなったクラブ関係者を救うため、「彼らや彼らの家族に経済的な安全を提供したい」と給与カットに応じていたというノイアー。そんな守護神の今後にはさらなる注目が集まりそうだ。

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