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新型コロナがなければ今日の相手は…久保建英「すごく特別な試合だった」

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前半戦でレアル・マドリーと対戦したマジョルカMF久保建英(写真右)

 マジョルカは12日、当初のスケジュールであればリーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリーとのアウェーゲームを控えていた。MF久保建英にとっては所属元の本拠地で迎えるビッグマッチ。この節目にスペイン紙『アス』が久保への単独インタビューを実施している。

 スペインでは3月上旬以降、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてすべてのリーグ戦がストップ。直近3試合で先発出場が続き、2ゴール1アシストの好成績を残していた久保にとってはひときわ大きな痛手となった。

 第28節の古巣バルセロナ戦に続き、所属元のR・マドリー戦まで延期となったことを受け、久保は「本音を言えばすごくプレーしたかった。すべての試合が僕にとって重要だけど、この試合はすごく特別だった」と率直に中止を悔やんだ。

 とりわけ本拠地のサンティアゴ・ベルナベウについては特別な印象を抱いているようだ。「まだプレイしたことがないけど、本当に楽しみにしている」。そう語った久保は「ウォーミングアップを始めて、85000人の観客を見上げれば、モチベーションが上がるに違いない。そんなところで悪いプレーをできるはずがない」と高揚感も示した。

 もっとも、実際に試合が行われるのはしばらく先になる見込み。そこでインタビュアーはR・マドリー加入に踏み切った理由も質問している。これに対して久保は「自分にデザインしてくれた未来のプランがとても素晴らしかったこと。また日本に来て直接それを伝えてくれたこと。またこんなこれほど大きなクラブが興味を持ってくれたこと」と複合的な要因を挙げた。

 また、R・マドリーで過ごしたプレシーズンについては「世界的に有名な選手がいて少し緊張した」と本音をのぞかせつつ、「少しずつ順応して、みんなが歓迎してくれて、いろんなことを学ぶことができた」と手応えもアピール。その上で「すべては僕にかかっているし、マドリードに居場所はあると思う。いまはマジョルカで最善を尽くして、自分がここにいられること、そしてここで戦えることを示す」と意気込みを語っている。

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