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レアル帰還の意欲語ったマジョルカ久保建英「僕の本当の夢は…」

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マジョルカMF久保建英

 マジョルカは12日、当初のスケジュールであればリーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリーとのアウェーゲームを控えていた。MF久保建英にとっては所属元の本拠地で迎えるビッグマッチ。この節目にスペイン紙『アス』が久保への単独インタビューを実施している。

 好調が続いていた3月上旬以降、新型コロナウイルスがスペイン国内で感染拡大を迎えたことで、公式戦から遠ざかった生活を強いられている久保。中断後に予定していた古巣のバルセロナ戦、所属元のR・マドリー戦は延期となってしまったが、久保は自らを受け入れたマジョルカだけでなく、R・マドリーへの思いも語った。

「プレシーズンではトップレベルの選手とプレーすることができ、思ったより多くのことができた。そのため1部リーグでプレーできる可能性があると思った」。昨夏にR・マドリーで活動したプレシーズンをそうそう振り返った久保は「マジョルカが関心を持ってくれて、信頼してくれた。このオファーを無駄にしたくなかった」とローン移籍の経緯を明かした。

 マジョルカでは現在、主に右サイドハーフの位置でプレーしている久保。降格圏に沈むチームにおいて、守備に走らされる回数も多くなってしまうが、「攻撃と守備の両方で多くのことを学んでいることが自分の成長を大きく助けているし、成長し続けたいと思っている」と現状に手応えも感じているようだ。

 またインタビュアーからは来季の去就に関する質問も。久保は「まだ何もない。再開するかどうかは分からないし、まだ11試合が残っていて、決めるために数か月の時間がある」と明言を避けつつも、「自分の好みは明らか。マドリーのシャツを着てベルナベウでプレーできるようになること。そのためにいま学んでいる」と復帰に意欲を示す。

 そのうえで、R・マドリーのファンに向けて「(延期となった今季の試合で)初めてベルナベウでプレーすることを楽しみにしていたと思うけど、僕の本当の夢は(R・マドリーの)白い服を着てそれを実現させること。それを達成するためにベストを尽くします」と決意のメッセージを述べた。

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