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「ただ嫉妬する中国と日本」韓国紙がソン・フンミンへの批判を一蹴

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トッテナムで活躍するFWソン・フンミン

 韓国『朝鮮日報』が「イングランドではソン・フンミンが最高だというのに、ただ嫉妬する中国と日本」と題し、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンを称賛した。

 ソン・フンミンは今季プレミアリーグでFWハリー・ケインの11得点に次ぐチーム2位の9得点を挙げ、アシスト数はチームトップの7を記録。ゴールに関与した回数もチーム最多となっている。この好パフォーマンスにより、イギリス『スカイ・スポーツ』の今季クラブMVPに選出された。

 トッテナムでワールドクラスの活躍を見せている韓国代表FWだが、その一方で2019年に3度も退場処分を受けるなど、メンタル面の問題を指摘する声もある。昨年11月3日に行なわれた第11節エバートン戦では、後方からのタックルでMFアンドレ・ゴメスがに大怪我を負わせる形となり、物議を醸していた。

 韓国『朝鮮日報』による今回の“反論”は、中国『シナ・スポーツ』の報道が発端となっているようだ。

 新型コロナウイルスによる中断期間を利用して母国で軍事訓練を受けているソン・フンミンに関し、中国『シナ・スポーツ』は「サッカーの実力が最高という事実は否めない」としながら「彼は感情のコントロールが難しくなる問題点を抱えている。プレミアリーグで複数回退場し、トッテナムの成績に大きな影響を及ぼした。ソン・フンミン自身もこの問題を認識しているだろう。特に、いくつかの報復的なファウルは本当に疑問だ。ソン・フンミンはこれから海兵隊で3週間の短期訓練を受ける。心身ともに安定を取り戻し、今後さらなる成長を遂げてほしい」と指摘した。

 加えて韓国『朝鮮日報』は日本の一部ファンからソン・フンミンに対し、「試合中にラフプレーで相手に怪我を負わせた行為は許しがたい」「プレミアは格闘リーグではない」といった非難の声があることなどにも言及した上で、イングランドでの評価を紹介。「ソン・フンミンがプレーする肝心のイングランドでは、現役最高レベルの選手として認められている。英メディア『フットボール・ロンドン』は先日、ソン・フンミンをトッテナム史上最高の7番に選定した」と主張し、これらの批判を一蹴した。

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