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新型コロナで降格免れたマラドーナ「新しい神の手と呼ばれている」

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ディエゴ・マラドーナ氏

 ヒムナシア・ラ・プラタのディエゴ・マラドーナ監督は、「神の手」が自分たちのチームを救うのではなく、コロナウイルスの流行を終わらせるのに役立つことを願っているようだ。スポーツチャンネル『ESPN』が伝えている。

 アルゼンチンサッカー協会は28日、これから2シーズンの間は降格制度を停止させることを投票で決定した。これにより、マラドーナ監督が現在指揮を執っており、3シーズンのポイント数でリーグ最下位に沈んでいたヒムナシアは降格を免れた。

 マラドーナは1986年のメキシコW杯での名場面を引き合いに出して「今回私たちに起きた出来事について、多くの人から新しい『神の手』だと呼ばれている」とご満悦。またしても「神」として崇められる要素が加わったようだ。

 その一方、新たな願いも明かした。

「だがいま、私が神の手にお願いしたいのは、このパンデミックを終わらせることだ。人々が生活に戻り、健康で幸せに暮らすためにね」。

 アルゼンチンではこれまで、4127人の新型コロナウイルス感染者を確認。214人の死者が報告されている中、国民の平穏を願っている。

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