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「日本サッカー界のためにも…」プレミアリーグ優勝知る岡崎慎司がリバプール南野拓実に期待

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岡崎慎司南野拓実への期待を語った

 ウエスカ岡崎慎司が、今冬からリバプールでプレーする南野拓実について語った。

 1月の移籍市場でザルツブルクから725万ポンド(当時約10億円)でリバプールに加入した南野。前線に世界最高のタレントを揃え、プレミアリーグで独走するチームの中で、なかなかチャンスに恵まれず、ここまで0ゴール0アシストと目に見える結果は残せていない。

 それでも、25歳の日本代表FWが持つポテンシャルにはユルゲン・クロップ監督らも期待を寄せている。そして、2015-16シーズンにレスター・シティで“奇跡のプレミアリーグ制覇”を成し遂げた岡崎は、イギリス『イブニング・スタンダード』で南野について「テレビで何度か試合を見ました。ネガティブなことは何もありません」と話し、今後の覚醒に期待した。

「彼はボールの有無にかかわらず良いプレーをしています。それに、チームが変わってからより自信を持ってプレーしています。プレミアリーグは世界で最も厳しいリーグです。毎シーズン、彼らは大金を投じますし、昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者であるリバプールはすでに高いクオリティを持っています」

「でも、彼はもっと成長できます。このことが彼自身や日本フットボールのために大切です。最初の頃、彼はただ能力のある選手でしたけど、今では戦い方も知っていますし、それにこの2年間でプレースタイルも変わり、さらに速くなりました」

 香川真司や本田圭佑、長友佑都といった日本人選手が世界有数のビッグクラブでプレーした過去があるが、岡崎は日本フットボール界の成長のためにも、ビッグクラブでレギュラーを掴む選手が必要と考えているようだ。

「日本のサッカー協会やファンは、日本人選手が良いチームでプレーすることを期待しています。数年前はマンチェスターに香川真司、インテルに長友佑都、ミランに本田圭佑がいました。でも、彼らは最高のレベルを示すことができませんでした。今は日本のフットボールが次の段階に上がる時だと思います。そのためにも、僕たちにはビッグチームで、ヨーロッパで毎週プレーする選手が必要です」

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