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サンプドリアの「天才」吉田麻也、出場1試合でもファンの心を鷲掴み…その理由とは?

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サンプドリアに所属するDF吉田麻也

 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也の意外な能力について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が30日に特集を組んだ。

 吉田は1月の移籍市場において、サウサンプトンからサンプドリアに期限付きで加入。しかし、新型コロナウイルスの影響によりリーグが中断したこともあって移籍後の出場は3月8日のヴェローナ戦(2-1でサンプドリアが勝利)のみにとどまっている。

 それでもべローナ戦終了後には、流暢な英語での受け答えに加えて、ジェノヴァ方言でコメントしてファンのハートをつかんでいた吉田。サンプドリアが4月29日に『Youtube』上に公開した動画に出演すると、サンプドリアファンとして知られるコメディアン、アンドレア・カルリーニ氏からジェノヴァ方言の指導を受けた。日本代表DFは、難易度の高いジェノヴァ方言のことわざを完璧に発音してみせ、称賛を受けている。

 イタリア紙は、「天才ヨシダは合格…ジェノヴァ方言のことわざを朗読した」との見出しで注目。「イタリア語だけでなく、ジェノヴァ方言もこなし、みんなの心をつかんだ。彼はテストに満点で合格。ファンから高く評価され、動画は多くの人に共有された」と伝えた。さらに「ここまで実力を示す機会はほとんど与えられなかったが、ヨシダはあっという間にサンプドリアファンのアイドルになった」と続けた。

 また吉田のプロとしての姿勢も評価。「サウサンプトンから1月に加入したが、彼の適応は非常に速かった。イギリスで元同僚だった(マノーロ)ガッビアディーニの親友でもある彼は、絶えずチームに献身的でその振る舞いは幾度となく(指揮官のクラウディオ)ラニエリに称賛されている」と紹介した。

 6月末にクラブでのレンタル期限を迎える吉田。『トゥット・スポルト』は、サンプドリアがサウサンプトンとレンタル契約を延長する可能性を指摘しているが、今後の動向は注目されるところだ。

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