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「モチベーションを失った」ユーベやミランでプレーしたマトリが35歳で現役引退

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FWアレッサンドロ・マトリが現役引退

 ユベントスミランなどでプレーした元イタリア代表FWアレッサンドロ・マトリが6日、現役にピリオドを打ったことを公表した。

 マトリは『Sky Sport Italia』の取材に応じ「僕は自分の夢を叶えた。プロフットボーラーとして歩みを始めた時、スクデットを3度手にすることができるとは思わなかったよ。だけど自分のキャリアは道の終わりにたどり着いた」と現役引退を表明した。

「モチベーションを失い、ピッチ上でメンタルを保つことも難しくなったんだ。そんな状況下で再契約を目指すのは自分としても申し訳ないからね。フリーとなってしばらく経過したけど、納得のいくオファーが手元に届かなかった」

 1984年生まれ、35歳のマトリはミランのプリマベーラで育つも同チームではトップチームで出場機会がなく、2部チームへのレンタルを複数回経験。2007年に移籍したカリアリで評価を高め、10-11シーズン冬の移籍市場でユベントスにステップアップを果たした。

 2013年夏に古巣であるミランに完全移籍で出戻りとなり、この後はフィオレンティーナ、ジェノア、ユベントス、ラツィオへ貸し出された。2016年からサッスオーロに加わり、今季前半戦はレンタルでブレシアに在籍。だがシーズン途中で保有権を持つサッスオーロとの契約解消で相互同意に至り、フリーの状態が続いていた。

 2011年から2015年までプレーしたアッズーリでは7キャップを刻み、1ゴールをマークしている。

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